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ダンス・レッスンに対する新しいコンセプト

Gagaはバットシェバ舞踊団の公式なメソッドです。

Gagaは、バレエやモダンのような「テクニック」ではありません。ジャンルやスキルを問いません。しかし、ダンサーの想像力が問われます。自分自身の動きの知識を、自分自身で増やす作業です。それは、自分でしか増やせないものです。ですから、あなたの想像力次第で、動きの知識は無限大なのです。Gagaはそれを引き出すメソッドです

ダンスにおける「テクニック」とは何か?

Gagaのクラスは、バレエダンサーにも効果的です。ニューヨークで開催されたGagaクラスでは、一度に50人のダンサーを相手に、オハッド・ナハリン自らがGagaをしました。
ナハリンは、「Gagaは、バレエダンサーからの反応が良いんだ。彼らは、体をもっと自由な方法で解放したがっているから。」と語りました。


喜びと努力

「心の安定」によって、体は安定します。ダンスとは表現するための身体の運動です。体だけを鍛えるレッスンでは、目に見えない負担が生じます。心が納得すると体が自然と動きます。ナハリンは、レッスン中によくこう言います。
「努力しなさい、喜びと繋げなさい(make effort,connect your presure)」。
Gagaは、心と体のバランスとリンクなのです。


気持ちを問われるダンスのレッスン

例えば、バレエのバーレッスンでは、体だけのレッスンになりがちです。心がついてこなくても、体の動きは続きます。しかし、それではダンスが表現にまで到達しません。
Gagaは、これまでダンサーが使っていない感覚を使うことになります。

バトシェバ舞踊団のダンス作品で多くみられる「衝動的な、突発的な振付と動き」は、体と共に心も動くことで生まれます。例えば、ナハリンは振付のときに「漂え(float)」「爆発しろ(explosion)」といいます。
爆発しろ、といわれたダンサーは、「爆発している」という状態を体で表現するのではなく、体の中で本当の爆発が起きている感覚を感じるため、衝動的でスピード感が生まれるのです。


目を閉じるな!

ナハリンは言います。「自分自身を見ろ、でも目は開けろ。(Look at yourself, open your eyes.)」。目を閉じて自分自身の内面を見つめる作業ではなく、目を開けて現実を見ながら自分自身を見ることが重要なのです。
なので、内向的な心と体を追求するのではなく、外に向かって自分を表現することが出来るのです。


なぜ、Gagaを日本で開催するのか?

例えば、日本のコンテンポラリーダンスの基礎にあるメソッドは何でしょうか?バレエでもなく、モダンでもない新しい表現方法として「コンテンポラリーダンス」というジャンルがありますが、多くのコンテンポラリーダンスには、ベースとなるダンス的なメソッドが不在であることが多いと感じます。

これまでに、コンテンポラリーダンスと呼ばれるジャンルにおいて、ダンスカンパニーがメソッドを表に出すことが少なかったように思います。オハッド・ナハリンは、自らのメソッドをGagaと名づけ、広めることに力を注いでいます。
このメソッドを日本で広めることは、「コンテンポラリーダンス」に対しての深い理解と発展に繋がるのです。

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